ネコは死ぬ前、とても体を冷やしたがりました。 私の体温より冷えていましたので、とても心配で、 旦那が仕事へ出掛けてから、ネコを毛布で包み、 オシッコシートまで被せ(防水なので熱がこもるかと思い)、 ホカロンをしのばせて、暖めようとしました。 実は旦那は、ネコが冷やしたがっているので、それを容認していたのです。 私は内心、腹を立てていました。 体が冷えてくると、どうなるか知っていたからです。 でも、それを口にする事は、その頃は憚られました。 今思うと、旦那の方が正しい行いだと思えます。 しばらくは、罵りましたが… ネコを暖めていた時、ベランダの窓を見ると、 チカチカと光の粒子が広がっています。 私は、目の異常かしらと、目をこすったり色々してみましたが、 どうやらオーブが窓一面に集まっていた様です。 迎えが来ている事を感じていました。 しばらくするとネコは、またベランダの窓寄りに身を横たえにいきます。 私は、何度も戻そうと試みましたが、 終いにネコは、私の分からず屋と、拗ねてソファの隅に入ってしまいました。 私は、観念して、ネコの思う通りにさせました。 窓辺でも、せめてキャリーケースにバスタオルを敷いた所に寝てもらいました。 ネコも仕方なく、私の要求はのんでくれた様です。 ネコの体はどんどん冷えていきます。 亡くなる30分前頃から、痛みが度々襲ってきていたようで、 身の置き所が無い感じでした… もうその頃からは、私の心はどちらつかず、 苦しむくらいならもう逝って欲しい、もっと頑張って快復して欲しい、 往生際の悪い飼い主です。 手をかざして、イタイノイタイノトンデケ それしかできませんでした。 ネコは呼吸不全で逝ってしまいました。 もっと楽に逝かせてやりたかったけど、 生き物としての尊厳は守られたかと思います。 私もネコの往生に立ち会ったのは、その尊厳を見守るため。 前ネコにはしてやれなかったけど、死に姿を整えてやれました。 今でもネコと遊びたいなあなんて思います。 #
by natsu-watari
| 2007-12-20 15:26
| 猫・伝染性腹膜炎(FIP)
ネコにしていた気功。 最後の方は拒否されてしまったけど、 治療ではない、慈しみの私の波動は快く受けてくれていたネコ。 最後の時には、ネコの小さい手を握り、安らかであれと願ったっけ。 本当に楽になったのか、分からないけれど、 少しでも、苦しみが緩和されたなら幸いですよね。 ネコの身体をリーディングしていて、 お腹のところからビシビシ電気ショックの様な物を感じていました。 医者からは、肝臓が悪いと言われていましたが、 肝臓付近をリーディングをしましても、あまり感じなかった。 なので、自分の勘どおり、お腹付近によく手を当てていたのですが、 少しは効果はあったのでしょうか? お腹に手を当てていると、ネコは目を細めておりました。 たぶん少しは、ネコの安息の助けになっていたと思っています。 遺骨になった姿を見て、お腹の辺りが真っ黒になっていたので、 私の掌に感じたのは、この悪い部分だったのだなと、 しみじみ思いました。 恐らくネコは、何をしても寿命は尽きていたのだと思います。 幼い時からの排便状態を考えると無理からなる事だと。 今なら冷静に思えます。 思い返して見ると、治療に関して、 ネコのためになった事は、気功かも知れません。 私は今回、初めて自己流で気功なるわざをやってみましたが、 神経を集中すれば、何とか悪い所が分かったり、 それなりの効果はあるものだなぁと思いました。 治りはしなくても、 苦痛が緩和されたり、安心感をもたらしたり。 ネコは鼻詰まりで睡眠が浅かったのですが、 気功をしてやると、すやすやと息が静かになって、 一時、深く眠る事ができていたようです。 私は、ネコの死を無駄にせず、色々な事が知れた様な気がします。 #
by natsu-watari
| 2007-12-20 14:51
| 猫・伝染性腹膜炎(FIP)
もう何十日も経ったように思えます。 悲しみは癒えませんが、苦しみからは解放されたように思えます。 色んな書物を読み返し、読みあさり、指導を受け、 それまでを反芻しながら、少し、苦しみを治めました。 フラッシュバックのように、返ってくる時が度々ありますが、 何とか、カラ元気で部屋を片付けたり、 遺骨の前に、お水のお供えをしたり、 テレビをみて笑ってみたり、 無理矢理、ご飯を食べてみたり、 未来の事を旦那と語ってみたり、 ネコの写真やムービーのデータを整理したり、 ヤケクソ気味でも何かやっていないと、 悲しみに追いつかれてしまい、泣いてしまうから、 淡々と生活している感じです。 ネコの遺骨を拾いました。 葬儀屋は、遺骨は火葬場で骨壺に入れますと言いましたが、 私たちは、自分で拾い、お骨は全部入れてもって帰りたいので、 そうお願いして、夕方遅くにネコを迎えにいきました。 ネコの身体の悪いところは、内蔵ではなく、 やはり、お腹に黒い塊が大きく残って、お骨が示していました。 腹膜炎だから、なのでしょうか? 私は、以前からネコの腸の不調は小さい頃から悩みだったので、 本当に、悪くしてしまったんだな、何か解決方法は無かったのかな、 なんて、もう考えても仕方の無い思いがぐるぐるしてしまったけど、 あまり、長生きはできないことは、承知の上だった事を思い出しました。 前に書いた病歴が心当たりです。 前ネコが亡くなって、寂しかったのかも知れません。 かなり、精神的ダメージに弱くなっていたのだと思います。 もっと社交的に育てれば良かったとも思います。 健康的に体力をつけてやる事をもっと怠らなければ良かった。 いろいろ後悔の思いはたくさん出てきますけど、 今さら思っても仕方の無い事。 本当に仕方が無いのです。 自分に言い聞かせています。 #
by natsu-watari
| 2007-12-20 14:50
| 猫・伝染性腹膜炎(FIP)
ネコが亡くなって3日、 SHOPの帰り、一人電車に乗っていると、 理性が抑えきれなくて 泣いてしまうんじゃないかと 緊張していました。 私は、その日、天使の本を読んでいて、 大天使ラファエルに、祈りを捧げると、悲しみを癒してくれると、 そのように書いてあったので、 電車の座席に座って、大天使を呼んでみました。 私の胸の苦しみが、悲しみが癒されますように。 そうしたら、スッと胸の重しが取れました。 ネコを看取ってから、 胸の上に重たい空気が覆い被さったような感覚が取れなくて、 事実、本当に苦しかったのです。 それから、悲しくて胸が苦しくなっても、 胸に重い空気が留まらなくなりました。 ネコのいない寂しさ悲しさは同じですが。 でも、同じ生命帯から派生して、ネコも私と同じにあるんだと、 そんな考えにいきつけて、傍にネコを感じる事ができます。 #
by natsu-watari
| 2007-12-19 15:48
| 猫・伝染性腹膜炎(FIP)
昨日の3時10分、息引き取りました。 呼吸不全で亡くなった、苦しい終わりでしたが、 長引かずにすんだ最後でした。 イエモンには永い時であったことでしょうが。 お昼頃から、頑として身体を自ら冷やしておりましたから、 もう死出への準備をしているのだろうと、 私はうすうす気付いており、そんなに焦るで無く、 「ありがとう」の気持ちで数時間過ごせた事が、何よりでした。 実際、もう無理を言う気になれませんでした。 手を握り、身体をさすることだけが、精一杯。 一生懸命、もう早く楽になって欲しくて、願いました。 初めて、イエモンに死を望みました。 安らかにと。 まだ身体の温もりのあるうちに、 毛を梳かし、口と目を閉じさせ、横たえると、 本当に眠っているようで、 仕事から帰ってきた旦那も、死んだ事が信じられないと言いました。 それ故、余計に辛かったけど、 今朝、葬儀屋へ遺体を預け、お別れしてきました。 昨日5時頃、イエモンの傍で呆然としていましたら、 オーブが窓辺にスッと飛び、私は、 あぁもう旅立つんだな、早いな、 なんて思いながら、窓を開け放ち、解放してあげました。 南の空を仰ぐと、淡く金色の光が、すぅっと雲間に流れ消えていきました。 私はサーチライトかしらと思い、 ドキドキしながら次の光を待ちましたが、来ません。 やはり、逝ってしまったんだなと。 イエモンのオーブは、ターコイズブルー。 オーマソーラの43番、魂の信頼という意味があります。 私や旦那の魂が、イエモンと信頼で結びついているように思います。 デビちゃんともね。そして、たくさんのもう先に逝ってしまったものものも。 そんな魂が、たくさんのオーブとなり、 お昼頃から迎えにきてくれていましたから。 私の可愛いイエモンちゃん。 本当に逝ってしまった今は、 まだお礼を言うのはつらいです。 #
by natsu-watari
| 2007-12-12 10:43
| 猫・伝染性腹膜炎(FIP)
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